中古住宅の構造
耐震などに対する不安
物件の構造に対する不安を挙げる人は、よくいます。中古住宅なら不安だから、新築住宅を選ぼうという人もいるようですが、絶対に大丈夫とは言えないところがあります。
1981年以前のものは、旧耐震と言われるものですが、それらの物件は全て構造的に危険かというと、そうでもありません。平面計画や率面計画によっては、鉄筋の数が同じでも強度は異なることもあります。
81年以前のマンションでも修繕をしながら使用しているところと、築何十年経って建て替えを行おうとしているところもあります。これまであった実例を参考にして、築年数よりも現在の管理状態、たとえばマンションなら修繕計画の内容をよく確認しておきましょう。
鉄筋コンクリートは一般的に、約100年ほどはもつと考えられています。しかし、それはいかにメンテナンスをするかにもよりますので、マンションの管理やメンテナンスも管理会社などで履歴などを見ておきましょう。 とにかく不安なら、信頼のおける設計者に相談をしてみることをお勧めします。
ところで、構造に関して、避けたほうがいい物件というものはあるのでしょうか。たとえばマンションなら、極端に幅があるのに薄っぺらい扁平な建物や、1階が駐車場で壁が少なすぎるというのも好ましくありません。
一戸建てだと、雨漏りの痕跡が著しい鉄骨住宅などは注意しましょう。木造なら柱や梁の取替えが可能なのですが、骨組みが錆びていると取替えはなかなかできません。よく確認しておいたほうがいいと思われます。
