リノベーションとは

ストックの有効活用

 リノベーションとは何でしょうか?これは、簡単に言うと大掛かりなリフォームのことです。では、リフォームとリノベーションには何か違いがあるのでしょうか。技術的にはどちらも住宅や部屋の改装、改築などのことを指すので、似たようなものです。

 ただ、リノベーションとは様々な人の生活スタイルに合った住まいづくりを主としています。リフォームは不便さを解決しようとするものであり、リノベーションは自分に合った生活スタイルを追求していく面があります。

 リノベーションには前提として、単に古いと言うだけではなく質の良い物件が既にあるから、それを残して住むといった考え方があります。既存の建物は、ストックと呼ばれています。良いストックがあれば、質の高いリノベーションが可能となります。

 現在住んでいる家でも、ストックとしての良さを引き出して、どのように有効活用していくのか試行錯誤していくのがリノベーションの醍醐味とも言えます。

 日本では、約10%の住宅が空家になっています。それだけ空家があっても、新しい家を希望する人がほとんどですので、新築住宅が次々に建てられています。ですから、新築にこだわらなければ住宅を割りと安く購入することもできます。

 日本ほど、中古住宅が安めに買える国は無いと言われています。新築マンションも同様で、日本では20年経たマンションは半値になっていることもあります。無理して新築を購入しなくても、既存の住宅、すなわちストックをリノベーションすることで、自分の好む住宅をつくりあげることができるのです。